映画【氷菓】ネタバレあらすじ・感想

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映画【氷菓】情報・キャスト

公開日: 2017年
監督: 安里麻里
114分
主演俳優・女優
山崎賢人、広瀬アリス
注目の俳優・女優キャスト
小島藤子、岡山天音

映画【氷菓】ネタバレあらすじ

折木奉太郎 – 山﨑賢人は奉太郎の姉、折木供恵の命により神山高校古典部に入部します。

 

部員がゼロになると廃部になるという理由からです。

 

奉太郎の性格は、

「やらなくていいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に。」

をモットーとする省エネ主義者です。

 

自分の教室から部室への遠さにさえ文句を言います。

奉太郎が古典部の部室に行くと、そこにはすでに千反田える(以下「える」という)がいました。

 

えるも一身上の都合ということで古典部に入部してきました。

 

えるは、一度好奇心を刺激されると、「わたし、気になります。」と大きな目を輝かせ、誰にも止められなくなります。

 

そんなえるに奉太郎はふり回されます。

 

まずえるが好奇心をもったことは、かかっていなかったはずの部室の鍵が、いつのまにかかっていたことです。

 

えるに、なぜそうなったのかを尋ねられると、奉太郎の潜在的な推理力でそのトリックを解き明かします。

 

他にも、同じ日に決まった時間に、たぶん誰も借りないであろう学園史の書籍を借りていく謎です。

 

これもえるが気になって、奉太郎に推理してもらい、そのトリックを解明します。

 

そんな学園に潜むなぞを次々と解き明かしていく奉太郎に、えるは33年前に叔父、関谷純から聞かされた言葉を思いださせてほしいと頼みます。

 

なぜ、えるは「わたしは叔父の言葉で泣いたのか。」なぜ、叔父はその翌日から行方不明になったのかということです。

 

奉太郎とは対照的な生活を持つ享楽的で小回りが効く学園のデータベース福部里志と勤勉で自他共に対して厳しい伊原摩耶花の2人が加わり、4人でこのえるの謎解きを始めます。

 

奉太郎たち古典部は学校の文化祭「カンヤ祭」で文集を作成することになります。

 

そこで、過去の文集をもとに作成しようと思っても肝心な文集が図書館に見当たりません。

 

図書館を管理する書教諭である糸魚川養子(以下「糸魚川」とする)もわからないと言います。

部室中をくまなく探しましたがわかりませんでした。

 

そんなとき、奉太郎の姉から電話が入ります。

姉に文集のありかについてききますが、鍵のかかっていない金庫の中にあるとだけ言われて電話を切られます。

 

姉の言葉を手掛かりについに、部室のテーブルの台にしていたダンボールの中から文集を見つけるのでした。

 

文集の名前は「氷菓。」関谷がつけた名前です。

 

でも、肝心な創刊号だけがありませんでした。

そして文集の第二号の序に書かれていた郡山養子の文章を頼りにえるの依頼に応えようとします。

 

そして4人で様々な推測をしていきます。

奉太郎には、どれもしっくりとくる仮説がありませんでした。

 

英雄であったはずの関谷だと思っていたのに郡山養子はそれを否定していて、皆から忘れるように願っています。

 

奉太郎たちの推理したある仮説から、郡山養子は書教諭である糸魚川だということを突き止めます。

 

糸魚川が氷菓の創刊号を持っていたのです。

糸魚川から真実が語られます。

 

その内容は、関谷は英雄ではありませんでした。

高校側がカンヤ祭をやめることを決めて、それを学生運動で阻止しようとした学生達が格技場を燃やしたことで、誰かが責任を取らねばなりませんでした。

 

その時、燃える格技場に取り残された糸魚川を救いだした関谷が英雄として学生達にあがめられ、高校側は関谷に責任を押し付けたのでした。

 

そして関谷は高校3年生で中退します。

それは決して、関谷が望んだわけではありませんでした。

 

あのとき関谷は学生運動には参加せずにただ見守っていました。

その関谷は、学校の正門でくやしさを叫んだのです。

 

氷菓とはアイスクリーム、「Iscream」。

わたしは叫びます。

 

関谷は文集にその想い、叫び声を文集に託したのでした。

全体像が見えたえるは、叔父の言葉と想いを思いだしたのでした。

33年間の封印が解かれた瞬間でした。

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映画【氷菓】の感想と見どころ

33年間の空白、古典部の文集である氷菓。

この真実を知るものは糸魚川だけだということに驚きました。

 

英雄として語られ、伝説になった関谷の本当の気持ちは糸魚川にしか知りえませんでした。

だからこそ、氷菓第二集にこれは英雄譚ではないという意味がはっきりと伝わりました。

 

奉太郎たちは、関谷はずっと英雄だと推理していました。

そうすればつじつまがあうと思ったのです。

 

ですが、なにかものたりないと、奉太郎の推理感は直感的に訴えます。

氷菓に込めた関谷の想いはすごく伝わるものがありました。

 

本当は、学校を辞めたくもなかったのです。

でも、誰かが犠牲にならなければ学校側も収まりがつきません。

 

そんな大人の事情で、人ひとりの人生を狂わせてしまったのです。

私は、関谷の叫び声が聞こえます。

 

奉太郎の推理は常に英雄的オーラが漂う関谷しかありませんでした。

氷菓の本当の意味を知った時、すべての謎が解けました。

 

まるで、氷菓それ自体が溶けたようにも感じました。

えるが叔父に声をかけて泣いたのは、そのことを直感的に感じたからでしょう。

 

そして、行方が分からなくなって関谷も、ずっと悶々とした日々を過ごし、その生活に決着をつけたいと思ったのではないかと感じるのでした。

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広瀬アリスは、初めのころは広瀬すずのお姉さんという感じ方をしていました。

妹頼みで芸能界のなかで生きていっているかのようにでした。

 

あくまでこれは最初のイメージです。

でも実際には違いました。

今はそう思っています。

 

広瀬アリスは広瀬すずの姉でなないということです。

広瀬アリスは広瀬アリスなのです。

CMでもその魅力はとてもいいです。

 

さらっとした快活さが、彼女の売りであるように思います。