トレース~科捜研の男~ 第3話【錦戸亮・新木優子主演】あらすじネタバレ

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トレース~科捜研の男~ 第3話のあらすじ (ネタバレあり)

公園で、8歳の少女、松戸ももが他殺体として発見されました。

ロープによる絞殺でしたが、それが10年前、20年前の事件と共通する点があり、連続殺人なのでは、という見込みがたち、虎丸ら警察が必死で犯人を追い始めます。

虎丸の先輩で、定年が近い鶴見刑事が、かつての事件で捜査線上に浮かんだ容疑者の西内が怪しい、という話を持ってきたのです。

現場でタバコの吸い殻が発見され、そこから西内のDNAが発見されて任意同行を求めることはできましたが、真野はそのタバコに水道水と塩素の反応を発見、そのタバコは鶴見が西内を追い込もうと偽装したものだということが発覚してしまうのです。

鶴見は証拠のねつ造で逮捕されてしまいました。

彼は、かつて交番勤務の警官だったころに、最初の殺人事件で殺された少女に「誰かに付けられているような気がする…」と助けを求められたのですが、目の前の事象を処理するのが精いっぱいで、気づいた時には彼女は姿を消しており、その直後に連れ去られ、遺体で見つかっていたのです。

西内は釈放されてしまいましたが、鶴見の証言により、かつて少女が連れ去られた時の姿が偶然映っていた動画から、犯人のジーンズが映ったシーンを発見、それと全く同じものが西内の部屋から発見されたことから、彼を逮捕するに至るのでした。

第三の犠牲者、と思われていたももの死は、その直前まで一緒に遊んでいた友人のゆいの証言で明らかになるのです。

ももの両親は互いに反目し合っており、彼女は二人に離婚してほしくないために首つり自殺を偽装して仲直りをしてもらおう、と考え、その練習をしたというのです。

しかし、誤って折れた木の枝や、思いの外きつく絞まったロープのせいで、ゆいがほどいた時にはもう意識がなく、ゆいは怖くなってその遺体を隠そうとして口をつぐんだのです。

真野の分析もそれを裏付けるものであり、両親は泣き崩れたのでした。

ノンナは真野に「あの子たちは、どうしてまず親に相談しなかったんだろう?」と言うのです。

鶴見に助けを求めた少女も、親に離婚してほしくなかったももも、もし親に聞いてもらえていたら…と。

真野は「親に相談したところで聞いてもらえないから、相談しなかったんじゃないか?」と答えるのです。

亡くなった人の思いを見つけることが科捜研の仕事だけど、生きているうちに大切な人に気持ちを伝えられたら…でもみんな、日々の忙しさに負われて、自分のことで精いっぱい、そんな余裕をなくしてる。

 

失った後になって、どうしてもっとちゃんと話を聞いてあげなかったんだろうと後悔することになる…ノンナは、かつて真野が「警察なんて信用できない」と言った時のことを思い出し、「話しませんか?生きてるうちに」と言うのです。

 

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トレース~科捜研の男~ 第3話の感想と見どころ

幼い女の子の死の裏側にあった哀しみと、その真相がずどんと胸に来る物語でした。

真野の過去が少しずつ浮かび上がってくるのですが、彼は家族を失った時の警察のずさんな捜査と見込みだけで決めつけられた悔しさを胸に、この道を進んできたのだということが解ってきました。

ノンナは、遺族のことを思いやる真野の気遣いを目にして、少しずつ彼に親近感を覚えるようになっていくのですが、まだ、それでも彼の真意は見えてきませんでした。

一方、虎丸は鶴見のしたことを許せない気持ちと、しかし彼が定年を間近にしてこれほどの暴挙に出たことの理由に揺れていました。

どうしても、かつての事件の犯人である西内を逮捕したかったのだ、という、ただそれだけのために生きてきた彼の捨て身の行動で、真野は真相を突き止め、鶴見と少女の無念を晴らしたのです。

淡々と真実のみを追い求める真野の姿は、被害者と遺族の悲しみをいやすための材料を探しているようにしか見えないのです。

彼が、いつか心から笑えるような日が来てくれることを願い、そしてノンナのスキルが上がり、もっともっと多くの「埋もれた真実が」世に出され、悲しむ人が減ることを願ってやまない、と思っているのです。

トレース~科捜研の男~ 第4話への期待・展望

 

真野らの同僚である法医研究員の相楽の兄が自室で亡くなっていました。

第一発見者は、大家からの連絡でを受けた相楽でしたが、兄とは長年の不和であり、彼は殺されても仕方のないやつだと言い放ったこともあり、親族殺人として疑いの目が相楽に向かってしまうのです。

真野とノンナはそんな相楽のために自発的に捜査を開始していくのですが、それまで真野をウザいと感じていた相楽は、自らのことを暴かれていくことに対して不満をあらわにしていきました。

しかし、状況はどんどん相楽にとって不利になっていくのです。

真野は「完全犯罪などというものはありえない」と、その裏側にある闇を解き明かしていくのです。

これまでずっとスタンドアローンだった真野でしたが。

ノンナが配属されたことから少しずつ周囲も変わり始め、パートナーシップが芽生えてきたように見えています。

真野はまだ無表情のままですが、物語も半ばに差し掛かり、胸の内の熱さを少しずつ出してきているような気がしています。

人間らしく生きられるように、彼自身の闇が解き明かされてくれますように。